食生活改善は、花粉症などのアレルギー、更年期障害や体の不調、いろいろな病気に、確実な効果をもたらしてくれます！効果的な食生活改善のコツです！

食べ物の パワー

果物　バナナ

★食の改善でみんな元気に！ 食と健康ネットワーク 主宰 管理栄養士 天野和子 232-0014神奈川県横浜市南区吉野町4-17 TEL 045-243-9208 Open11:00〜17:00　Close火曜日･水曜日 メール　info@shokuken.com

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●バナナ 【旬】一年中　　　　 【原産地】西インド諸島･フィリピン･沖縄 ★ ●バナナの栄養とその効果 ●糖質・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ バナナの未熟果には炭水化物（糖質）がでんぷんとして20〜25％含まれますが、 熟するに従って糖化し、ほとんどがショ糖・ブドウ糖・果糖に変わります。 そのため成熟果は消化吸収がとてもよくなります。 バナナの黄色い皮に黒い斑点がでてきたら成熟のサインです。 ●ビタミンＣ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 血管や皮膚を強化し、抗酸化や抗ストレスの働きをします。 ビタミンＣはコラーゲンの合成に必要で、 コラーゲンが合成できないと血管・皮膚・粘膜がもろくなります。 ●カリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 体内の塩分バランスを調整し、高血圧に効果が期待されます。 筋肉の動きをよくする効果があります。 ●マグネシウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ カルシウムとのバランスを調整するので、 筋肉の働きを良くし手足がつるのを防ぐ働きがあります。 ●白血球を活性化させる成分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 生体の防御機構は白血球によって支えられています。 免疫担当細胞と連携し、がんや有害は微生物の作用を阻止し、 炎症を抑え抗体を作るなどの重要な働きをするので、疾病を予防することができます。 ●メラトニン（生理活性アミン誘導体）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 安らかな睡眠と関係があり、人をリラックスさせる作用があります。 メラトニンはトリプトファンからも生成されますが、日光浴によっても体内のメラトニンは増えます。 ●食物繊維・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 食物繊維は糖類の吸収をゆるやかにしコレステロールの吸収を抑え、 ナトリウムを排泄させ高血圧を防ぎます。 便秘予防に、有害物質の排出に、腸内の善玉菌の増殖にと働きます。抗がん作用も期待できます。 ●水溶性食物繊維・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ バナナは水溶性食物繊維は少ないですが、ペクチンやアルギン酸を含むので、 動脈硬化の予防になります。 ◆バナナ中１本(皮をむいて100ｇ)を食べると ・ビタミンＣ　　16mg　(一日の基準の16％) ・カリウム　　360�r　(一日の基準の20％) ・マグネシウム　32�r(一日の基準の10％) ・食物繊維　　1.1ｇ　(一日の基準の６％) ・エネルギー86kcal　・たんぱく質1.1ｇ ・脂質0.2ｇ　・炭水化物22.5ｇ 一日の基準とは、厚生労働省公表の｢第六次改定日本人の栄養所要量―食事摂取基準―｣により、大多数の成人男女にとって望ましい摂取量としました。 ★ ●バナナのおいしい効果的な食べ方 ●そのまま食べる ●ひと口大に切って冷凍する　アイスキャンディーのようでおいしいです。 注意！空気に触れると酵素のはたらきで変色するので、皮をむいて保存する時は、 レモン汁をかければ大丈夫です。 ★ ●バナナの選び方と保存法 皮が均一に黄色く色づき、色が濃いものを選びましょう。 皮に黒い斑点が出る頃が食べごろですが、軸が黒ずんでいるものは避けましょう。 冷蔵庫に入れると皮が黒く変色するので、室温で保存しましょう。 ★ ●参考文献 ・日本人の食事摂取基準〔2005年度版〕第一出版 ・食品成分表(五訂日本食品標準成分表)大修館書店 ・総合食品事典　同文書院 ・からだによく効く食べもの事典　池田書店 ・知っておきたいクスリになる食べもの　ナツメ社 ・最新版　からだに効く栄養成分バイブル　主婦と生活社 ・ひと目でわかる日常食品成分表　講談社 ・食べ物じてん　学建書院 ★

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