食生活改善は、花粉症などのアレルギー、いろいろな体の不調や病気に、確実な効果をもたらしてくれます!効果的な食生活改善のコツを公開!

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臨床栄養Vol.114 No.3 2009.3月号)掲載記事

食の改善でみんな元気に!

食と健康ネットワーク

主宰 管理栄養士 天野和子

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TEL 045-243-9208

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体を蘇らせる4週間プログラム

4週間プログラムにチャレンジ

元気になるしくみ

病気は食と生活を見直すチャンス

食べ物は血となり肉となる

元気になるしくみ

自然派医師による食と生活改善指導

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いい加減!で、満ち足りた日々!

ポジティブ思考でよい結果を招く

人は人、だからあなたは大丈夫!

元気になる食習慣

有害物質の摂取を減らして健康に

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毎朝コップ一杯の白湯!

ご飯を食べましょう!

本物の調味料を揃えましょう!

既成調味料の大掃除!

いつも元気な食生活のコツ

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魚は天然の回遊魚!

おばあちゃんの知恵で有害物質削減

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毎日30分歩く

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シンプル生活で元気になる!

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エコ掃除で免疫力アップ!

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白内障・緑内障・網膜剥離・目の病気

簡単!おいしい!レシピ

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和風料理の基礎味

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あなたの疑問を解決

お味噌汁で塩分過剰?

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マーガリンは体にいい?

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花粉症改善は私たち栄養士の手で!

食と健康ネットワーク主宰・管理栄養士 天野和子

花粉症は一度なったら治らない?

一般に、花粉症は一度なったら治らないと言われています。しかし、本当に花粉症は治らないのでしょうか? 筆者はセミナーや講演会形式で、健康な生活をおくるための食生活改善指導を行っていますが、受講者が食を中心とする生活習慣を改めたことによって、花粉症の症状も大幅に改善された例を見ています。その一例を紹介しましょう。

20069月に花粉症の5人を対象にして症状改善のための小規模短期セミナーを行いました。セミナー終了後、5人は指導にしたがって5ヵ月間、各自のペースで食生活・生活習慣の改善を行い、いよいよ花粉症の季節を迎えました。すると、速いペースで改善を実行していった3人に顕著な効果がみられました。花粉症歴30年の50代の女性ではほとんど症状が出なくなり、花粉症歴5年で蕁麻疹もあった30代の女性は花粉症も蕁麻疹も出なくなりました。花粉症歴10年の20代の女性は、例年服用していた薬を飲まなくても症状が軽くなりました。わずか5ヶ月の食生活改善の努力でこれだけの効果が見られたことに誰よりも驚いたのは、当の本人たちでした。適切なアドバイスによって、スムーズに食生活・生活習慣を改めることができれば、花粉症の症状も大きく軽減することができるのです。

このように、花粉症もいろいろな生活習慣病と同様に食生活・生活習慣を見直すことによって症状を改善させることができるのですが、その事実がまだ広く知られていないため、大多数の花粉症患者は症状を抑える薬を服用し、とりあえず花粉の季節をやり過ごしているのが現状です。しかし、もっとも一般的なスギ花粉による花粉症の場合、薬の服用期間が花粉シーズンの2月〜4月と短く、つぎの花粉シーズンまで薬を服用しない期間が長いため、この期間に食生活・生活習慣の改善指導をして体をよい状態にすれば、症状を大幅に軽減できます。花粉症患者が努力しただけつぎの花粉シーズンに自らその効果を実感できるので、それがさらによい食生活、よい生活習慣を継続する励みになるというメリットもあります。花粉症のシーズンが終わったときこそ、花粉症対策の食生活改善に取り組むべきときなのです。

有害物質を含む食べ物を避ける

私がとくに花粉症を念頭においた食生活改善セミナーで行っている指導のポイントを箇条書きにすると、

■有害物質を含む食べ物を避ける

■和食を中心にした献立にする

■国産の旬の野菜・果物を食べる

■植物油も含めて、油の取りすぎに注意する

■肉を減らして豆や魚を食べる

■甘いもの・炭酸飲料を減らす

などになります。

どれもいまさら言うまでもない、まったく当たり前の注意事項ばかりですが、とくに重要なのは、「有害物質を含む食べ物を避ける」というポイントです。数々の食品添加物を始めとする化学物質を含む食物は体にとってストレスとなり、花粉症などのアレルギー疾患を悪化させるのです。

誰しも有害物質は避けたいと思っているに違いありません。けれども、私たちの食環境は食品添加物・農薬・抗生物質・遺伝子組換え食品などにより、思っている以上に悪化しています。筆者のセミナーではいろいろな食材・食品について、具体的に実物を手に取りながら、原材料表示の読み方や、安心できるよい食べ物の選び方、実際に食生活改善を実行してゆくときのポイントなどを勉強しますが、ほとんどの人が、それまで漠然と考えていた以上に多くの食品にさまざまな物質が含まれている事実を目の当たりにして驚きます。この驚きがバネとなって、受講者は自ら現状をもっと知り、本当に体によい食品を選択する目を養いたいという意欲を起こします。そうなると上に述べた注意事項も、新たに自分にとって切実な意味をもったものとして感じられてくるのです。

筆者が有害物質を避ける第一歩としてとくに重視して指導しているのは、家庭で使うしょうゆやみそなどの基本的な調味料を、無添加で昔ながらの伝統的製法で作られた、化学調味料を使わない製品に変えるということです。

普通の製品だけでなく、たとえば、塩分を控えようとして一般の方が選んでしまいがちな薄口しょうゆは、色が薄いだけで塩分は多く、そのうえ添加物がたくさん含まれています。

食塩制限のための減塩しょうゆにしても、原材料表示を見ると溶剤で加工処理された原料が使用されていたり、添加物が含まれていたりします。刺身しょうゆなどの用途別しょうゆにはさらに多くの添加物が含まれています。よいつもりで選んだ調味料も、有害物質を避けるという観点からするとまったく違う評価になります。

さらに同時に、ドレッシングやタレなども、既製品の使用をやめて、よい材料を使って自分で作るようにします。とくに納豆やお弁当などについている小さい容器に入った既製のタレ・しょうゆ類などは、食品衛生法で原材料表示の免除が認められているだけに要注意です。一例は、ブームにもなった納豆です。健康のために納豆を毎日食べている方も多いと思いますが、ほとんどの人が添付された小袋入りのタレを使っているのではないでしょうか? たしかに納豆は発酵食品で体によいのですが、添加物だらけのタレを使ってしまったのでは、効果もそこなわれます。

それではいったいどうしたらいいのかと困ってしまうかもしれませんが、そこで私たち栄養士のもつ料理の知識の実践的活用が生きてくるのです。和食の味の基本であるしょうゆ・みりん・水を1:1:3の割合で鍋に入れ、ひとつかみの削り節を加えて火にかけ沸騰したら1〜2分で火からおろして漉すだけで、簡単に和風タレができあがります。冷蔵庫で保存すれば1週間はもちますし、納豆以外にも、そばつゆやいろいろな料理に重宝します。

このような工夫によって調味料を変えたうえで、さらにインスタント食品や出来合いのお惣菜を避け、外食を控えて、よい食材を買い自分で調理して食べるようにすれば、有害物質の摂取量を大幅に減らすことができます。慣れてくると、本物の味と既製調味料の味の違いがわかるようになり、食生活のさらなる改善に向けて大きなはずみとなります。

食の総合的知識の活用を!

花粉症などのアレルギー症状の軽減には食生活の改善が有効ですが、そのためには食物の栄養面だけでなく安全性についての知識をもつことが不可欠です。そしてよい食生活を続けるためには、料理の基本を応用して簡単においしい料理をつくるコツが有用になります。私たち栄養士のもつ食に関する総合的な知識の活用こそ、食の改善指導を通したアレルギー症状の軽減に大きく寄与することができるのです。

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