食生活改善は、花粉症などのアレルギー、いろいろな体の不調や病気に、確実な効果をもたらしてくれます！効果的な食生活改善のコツを公開！

栄養の 話

ミネラル

★食の改善でみんな元気に！ 食と健康ネットワーク 主宰 管理栄養士 天野和子 232-0014神奈川県横浜市南区吉野町4-17 TEL 045-243-9208 Open11:00〜17:00　Close火曜日･水曜日 メール　info@shokuken.com

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●ミネラルについて ミネラルは三大栄養素のようにエネルギーにはなりませんが、 体の機能の維持や調節に必要な栄養素です。 ビタミンとの違いは、ミネラルは元素そのもの、 ビタミンは元素から作られる有機化合物であるということです。 人のからだも体重の95％は酸素･炭素･水素･窒素の４元素から、 残りの５％がその他の元素(栄養学ではミネラル)からできています。 ◆ ◆主要ミネラル（７種類） 人に必須のミネラルは16種類がよく知られています。 体内に比較的多く存在するものを主要ミネラル (カルシウム･リン･カリウム･イオウ･ナトリウム･塩素･マグネシウム)といい、 ７種類あります。これらは体内ミネラルの99％以上を占めています。 ●カルシウム　・・・・・骨や歯を形成し、筋肉や神経のはたらきを正常に保ちます ●カリウム　・・・・・・カリウムは体内の水分量を調整し、 筋肉のはたらきをコントロール ●ナトリウム　・・・・・ナトリウムは体内の水分量やミネラルバランスなどを調節 ●イオウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アミノ酸の構成成分として皮膚や爪、髪などを作ります ●塩素・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・胃液の成分になり、消化酵素を活性化させます ◆ ●リン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・体を構成する重要な成分で、エネルギー代謝にも関わります カルシウムとのバランスは１：１が理想です。 現状は、食品添加物や清涼飲料水の酸味のもととして過剰に摂りがちです。 【作用】細胞膜や遺伝に関係する核酸を構成・骨や歯の主材料 【多く含まれる食品】肉類・魚介類・乳製品 カルシウムとのバランスをみると、肉類は１：50と特にアンバランスですから、 肉類に偏った人は注意しましょう！ ◆ ●マグネシウム・・・・・カルシウムとともに骨を形成する他、各種の酵素反応を促す カルシウムの１/２〜１/３量という理想的なバランスに関心が集まってきました。 また、ストレス、肉･加工食品･清涼飲料水の摂りすぎによるリンの過剰摂取、 大量のアルコールにより、マグネシウム不足を招きます。 【作用】神経の興奮を鎮め、筋肉を収縮・カルシウムの動きを調節・体温や血圧を調整 【多く含まれる食品】ナッツ類・豆類・胚芽米や全粒粉のパン ◆ ◆必須微量元素（９種類） 所要量が100�r以下のミネラルを必須微量元素と言います。 必須微量元素には、鉄･亜鉛･銅･ヨウ素･セレン･マンガン･モリブデン･クロム･コバルトがあります。 ●鉄　・・・鉄はヘモグロビンの成分として体に酸素を供給します ●亜鉛　・・・・・・・細胞や組織の新生や新陳代謝に必要です ●銅　・・・・・・ヘモグロビンの生成時に鉄の利用を促し、鉄の吸収を助けます ●ヨウ素・・・・・・・・・・・・・・・・・甲状線ホルモンの材料となり、発育や代謝に必要です ●セレン・・・・・・・・・・・・・・・・・抗酸化作用があり、老化や動脈硬化を防ぎます ●マンガン　・・・骨の形成を促す酵素や抗酸化作用のある酵素の成分となります ●モリブデン・・・・・・・・・・・・・尿酸の代謝を促す酵素の材料になります ●クロム・・・・・・・・・・・・・・・・インスリンを助け、糖尿病を予防します ●コバルト・・・・・・・・・・・・・・・ビタミンB１２の構成成分として重要です ◆ ●参考文献 ・日本人の食事摂取基準〔2005年度版〕第一出版 ・食品成分表(五訂日本食品標準成分表)大修館書店 ・やさしい栄養学　香川靖雄著 ・総合食品事典　同文書院 ・からだによく効く食べもの事典　池田書店 ・知っておきたいクスリになる食べもの　ナツメ社 ・最新版　からだに効く栄養成分バイブル　主婦と生活社 ・ひと目でわかる日常食品成分表　講談社 ・食べ物じてん　学建書院 ◆

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