食生活改善は、花粉症などのアレルギー、いろいろな体の不調や病気に、確実な効果をもたらしてくれます！効果的な食生活改善のコツを公開！

食べ物の パワー

動物性食品　レバー

★食の改善でみんな元気に！ 食と健康ネットワーク 主宰 管理栄養士 天野和子 232-0014神奈川県横浜市南区吉野町4-17 TEL 045-243-9208 Open11:00〜17:00　Close火曜日･水曜日 メール　info@shokuken.com

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●レバーはよい環境で育てられたものを少なめに食べましょう！ レバーには、牛･豚･鶏がありますが、栄養的に大差はありません。 ◆ ●レバーはよい環境で育てられたものを少なめに食べましょう！ ●レバーの栄養 レバーは以下のような栄養があり栄養指導で勧められることの多い食品ですが、 同時に心配な点も多いので、レバーでの栄養補給はあまりおすすめしません。 食べ物については利点だけでなく問題点についても考え、総合的に判断することが大切です。 ◆ ・鉄は赤血球のヘモグロビンの構成成分で貧血防止に有効。 ・ビタミンＢ12は赤血球の産生にはたらくので、貧血防止に効果。 ・葉酸は赤血球の産生にはたらくので、貧血防止に効果。 ・ビタミンＣは鉄の吸収を助けヘモグロビンの合成を助けるので、貧血防止に有効。 ・ビタミンＡは目と粘膜のビタミンといわれ、ガン予防に効果が期待。 ・ビタミンＢ1･Ｂ2は糖質や脂質などの代謝をうまく進めます。 ◆ ●レバーはよい環境で育てられたものを少なめに食べましょう！ ●レバーの注意点 動物の体内に入った有害物質は肝臓に多く蓄積されるので、 栄養のためにレバーを食べるのはあまりおすすめしません。 あくまでも嗜好品ととらえ、好きな人は少量食べるのが良いと思われます。 【コレステロール】 レバーにはコレステロールが多く含まれ、悪玉コレステロール（ＬＤＬ）を増やすので、注意しましょう。 血中コレステロールが高くなると健康に悪いのは、 高血圧などで傷ついた血管の内膜のすきまから侵入した悪玉コレステロールが、 血管内膜の内側にコブを作って血管をふさぎ、血液の通り道を狭くするためです。 【プリン体】 痛風や高尿酸血症の原因となるプリン体を大変多く含むので注意が必要です。 高尿酸血症は放っておくと痛風や動脈硬化などを引き起こします。 【ビタミンＡ】 ビタミンＡが非常に多く含まれるので、毎日たくさん食べると過剰症があらわれ、 頭痛･吐き気･疲労感などが起こります。 また、妊娠初期に過剰に摂ると胎児に異常が起こることがあるので注意が必要です。 ◆ ●レバーはよい環境で育てられたものを少なめに食べましょう！ ●レバーのおいしい食べ方 動物の体内に入った有害物質は肝臓に多く蓄積されるので、 栄養のためにレバーを頻繁に食べるのはおすすめしません。 レバーを食べたい方は、抗生物質をあまり使わず良い環境で育てられた動物の レバーをたまに少し食べるのがよいでしょう。 血抜きと臭み消しをしっかりすることが大切です。 流水でよく洗い、牛乳や酒･しょうが汁などに付けておいてから調理します。 時間がないときはさっと熱湯にくぐらせても良いでしょう。 寄生虫などの心配があるので、よく火を通すようにしましょう。 ◆ ●レバーはよい環境で育てられたものを少なめに食べましょう！ ●レバーの選び方と保存法 抗生物質をあまり使わずによい環境で育てられた動物のレバーを選びましょう！ 食べたい人は少しだけ食べましょう。 色が鮮やかで弾力のある新鮮なものを選びます。 傷みやすいので、その日のうちに使いましょう。 ◆ ●参考文献 ・日本人の食事摂取基準〔2005年度版〕第一出版 ・食品成分表(五訂日本食品標準成分表)大修館書店 ・総合食品事典　同文書院 ・からだによく効く食べもの事典　池田書店 ・知っておきたいクスリになる食べもの　ナツメ社 ・最新版　からだに効く栄養成分バイブル　主婦と生活社 ・ひと目でわかる日常食品成分表　講談社 ・あたらしい栄養学　高橋書店 ◆

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