食生活改善は、花粉症などのアレルギー、いろいろな体の不調や病気に、確実な効果をもたらしてくれます！効果的な食生活改善のコツを公開！

食べ物の パワー

果物　みかん

★食の改善でみんな元気に！ 食と健康ネットワーク 主宰 管理栄養士 天野和子 232-0014神奈川県横浜市南区吉野町4-17 TEL 045-243-9208 Open11:00〜17:00　Close火曜日･水曜日 メール　info@shokuken.com

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●みかんはいつが食べ頃なの？ 【旬】　　11月〜３月の冬　 【原産地】鹿児島 【産地】　愛媛・和歌山・静岡 現在は温州みかんがみかんの代表種です。 ◆ ●みかんの栄養とその効果 身近な食べ物ですが、その栄養には驚くばかりです。おいしいみかんを食べましょう！ ●ビタミンＣ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 多くの動物は体内でビタミンCを合成しますが、ヒトは作れないので食物から摂取します。 感染症や発熱、ショック、病気、精神的ストレスにはビタミンCが通常より多く必要になるので、 心当たりのある人は積極的にビタミンCをとりましょう。使われない分は排泄されます。 ・鉄の吸収を高める･･･ビタミンCは強い還元力をもち鉄の腸管での吸収を高めます。 ・抗酸化作用がある ・コラーゲンの生成に不可欠 ビタミンＣは細胞の接着剤の働きをするたんぱく質コラーゲンの生成に不可欠です。 コラーゲンが合成できないと細胞同士の結びつきが弱くなり、 血管や皮膚、粘膜などがもろくなり、出血や感染症をおこしやすくなります。 ・メラニン色素の生成を抑える･･･しみ・そばかすなどの肌のトラブルを防ぎます。 ・動脈硬化症の予防 ・がんの抑制に効果 ・免疫力の強化・・・風邪の予防に効果があります。 ◆ ●クエン酸・リンゴ酸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ リンゴ酸には炎症を癒し、熱を下げるはたらきがあり、体内の代謝を円滑にするので、風邪に有効です。 せきやむかつきを抑える効果もあります。 また、疲労物質の乳酸を水と二酸化炭素に分解するので、疲労回復に効果があります。 ●リモノイド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ リモノイドには抗酸化作用があるといわれ、 肺がんや胃がんの予防、発がん物質の解毒作用を促すはたらきをもつとされます。 ●クリプトキサンチン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 温州ミカンのオレンジ色の色素成分（カロテノイド）に含まれるβ‐クリプトキサンチンには、 がんの発生を抑えるはたらきがあります。 他のかんきつ類にも含まれますが、温州ミカンには圧倒的に多く含まれることが確認されています。 ●カリウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ カリウムはナトリウムを摂りすぎるとその排泄を促し、 細胞内の浸透圧を維持して血圧を正常に保つので、高血圧の予防に効果があります。 ●食物繊維・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 食物繊維は糖類の吸収をゆるやかにしコレステロールの吸収を抑え、 ナトリウムを排泄させ高血圧を防ぎます。 便秘予防に、有害物質の排出に、腸内の善玉菌の増殖にと働きます。 抗がん作用も期待できます。 ◆ ●みかんのおいしい効果的な食べ方 生でそのまま食べるのが一番です。 白いすじや袋に食物繊維やプロトカテク酸が多いので、皮をむいたらそのまま食べるのがおすすめです。 ◆ ●みかんの選び方と保存法 ワックスを使わないノーワックスみかんや有機無農薬栽培のものが安心でおいしいです。 新鮮なものを選びましょう。カビが生えやすいので冷暗所で保存します。 ◆ ●参考文献 ・日本人の食事摂取基準〔2005年度版〕第一出版 ・食品成分表(五訂日本食品標準成分表)大修館書店 ・総合食品事典　同文書院 ・からだによく効く食べもの事典　池田書店 ・知っておきたいクスリになる食べもの　ナツメ社 ・最新版　からだに効く栄養成分バイブル　主婦と生活社 ・ひと目でわかる日常食品成分表　講談社 ・食べ物じてん　学建書院 ◆

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