食生活改善は、花粉症などのアレルギー、いろいろな体の不調や病気に、確実な効果をもたらしてくれます！効果的な食生活改善のコツを公開！

食べ物の パワー

魚　サンマ

★食の改善でみんな元気に！ 食と健康ネットワーク 主宰 管理栄養士 天野和子 232-0014神奈川県横浜市南区吉野町4-17 TEL 045-243-9208 Open11:00〜17:00　Close火曜日･水曜日 メール　info@shokuken.com

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●サンマはいつ頃がおいしいの？ 【旬】秋　　　 【生態】 サンマは回遊魚。 ８月まで千島近海を泳ぎ、夏の終わりに産卵のため寒流にのり北海道･青森･房総沖へと南下します。 徳島県あたりまで達するものもありますが、 北のものの方が脂がのって美味しいので、主な漁場は房総以北。 10月中旬頃に房総沖に移動した頃が旬で、脂がのっておいしい時期。 ◆ ●サンマの栄養とその効果 ●ビタミンＡ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 脂溶性ビタミンで、目の疲れをとり、粘膜や皮膚を強くする働きがあります。 ●ビタミンＢ12・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 神経系を正常にはたらかせるとともに、葉酸と協力してヘモグロビンの合成を助け 赤血球をつくるので、貧血に効果があります。 ●ＤＨＡ・ＥＰＡ（高度不飽和脂肪酸）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ＤＨＡはドコサヘキサエン酸、ＥＰＡはエイコサペンタエン酸のことで、青魚に多く含まれます。 ＤＨＡやＥＰＡは体内でつくることができないので毎日の食事からとる必要があります。 高度不飽和脂肪酸は非常に酸化分解されやすいため、 新鮮なうちに調理して食べることが重要です。 ＤＨＡ・ＥＰＡなどの不飽和脂肪酸は、高血圧・高コレステロール血症・中性脂肪を改善します。 また、脳卒中や心筋梗塞の予防、ガンや痴呆症の予防、 アレルギー症状の改善などの効果があります。 ◆ EPAのはたらき　 EPAは血中コレステロールを低下させる作用があり、 とくに人に対しては中性脂肪の低下効果を著しく発揮するといわれます。 また、EPAは血栓を溶かす働きがあるので動脈硬化を予防します。 動脈硬化の進行で、動脈（血管）の壁に着いたプラーク（脂肪の塊）が血管からはがれて血栓となり、 血中を移動することによって動脈硬化症（心筋梗塞や脳梗塞）を発症します。 さらに、加齢に伴い血液中のコレステロールが数十年にわたって血管の内側にたまり、 その部分が硬くなった状態を繊維製プラークといい、EPAはプラークを溶かすはたらきをします。 ◆ DHAのはたらき　 DHAは脳の働きを活性化するとされ、記憶力･集中力を高めたりすることが期待されます。 ◆ ●サンマのおいしい効果的な食べ方 ●塩焼き　たっぷりの大根おろしと柚子･すだちなどの柑橘類は、特有の臭みや苦味を消す効果があり、 その上、消化をよくしてくれます。 サンマ自身に抗がん作用がありますが、大根おろしに含まれるアミラーゼという酵素は、 焼き魚のこげ部分にある発ガン物質を分解してくれます。 大根おろしや柚子・すだちなどの柑橘類を添えることにより、 発ガンを抑える効果がより期待できます。 ●刺身　特に新鮮なものは生で食べられます。生姜じょうゆで食べます。 ●酢でしめる・姿寿司　脂の少ないサンマを使います。 ●生姜煮 ◆ ●サンマの選び方と保存法 全体に光沢があり、背の青色が鮮やかなもの、黒目がくっきりしているものを選びます。 ずんぐりとして太いもの、口先が濃い黄色をしているものが脂がのって美味しいです！ ◆ ●参考文献 ・日本人の食事摂取基準〔2005年度版〕第一出版 ・食品成分表(五訂日本食品標準成分表)大修館書店 ・総合食品事典　同文書院 ・からだによく効く食べもの事典　池田書店 ・知っておきたいクスリになる食べもの　ナツメ社 ・最新版　からだに効く栄養成分バイブル　主婦と生活社 ・食べもの安心事典　法研 ・ひと目でわかる日常食品成分表　講談社 ・食べ物じてん　学建書院

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