食生活改善は、花粉症などのアレルギー、いろいろな体の不調や病気に、確実な効果をもたらしてくれます！効果的な食生活改善のコツを公開！

食べ物の パワー

豆類　ごま

★食の改善でみんな元気に！ 食と健康ネットワーク 主宰 管理栄養士 天野和子 232-0014神奈川県横浜市南区吉野町4-17 TEL 045-243-9208 Open11:00〜17:00　Close火曜日･水曜日 メール　info@shokuken.com

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◆ゴマは栄養満点の食品です！ ゴマは古くからの栽培植物で、奈良時代にはゴマ油を料理に利用していました。 色によって白ゴマ･黒ゴマ･黄ゴマ･茶ゴマなどに大別されます。 現在は国内での生産はごくわずかで、ほとんど輸入品です。 ◆ ●ごまの栄養とその効果 ●セサミン・セサミノ―ル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ セサミンはアルコールの酸化物であるアセトアルデヒドの急性毒性に対して軽減作用を示すほか、 肝臓の機能を高める効果があり、GOT（AST）、GPT（ALT）などの 肝臓の機能を示す数値も改善します。 また、血圧を下げる効果もあります。 また、セサミンはゴマに含まれるトコフェノールと共同して、 コレステロール抑制効果、脂肪酸の代謝を制御する効果を示すほか、 セサミンとトコフェノールの同時摂取は、食物アレルギーの抑制に有効です。 ●ビタミンB1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ビタミンB1は疲労回復のビタミンとも呼ばれ、糖質がエネルギーになるために必要です。 ●セレン（セレ二ウム）微量元素・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 過酸化脂質を除去する作用をもち、 不飽和脂肪酸が酸化されるのを防ぐビタミンEの作用に関与します。 その結果、ごく微量でも細胞の代謝を活性化して、老化防止などのはたらきをするといわれます。 ●カルシウム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 骨を強くするので骨粗しょう症の予防に役立ちます。 ◆ ◆ゴマを大さじ一杯(いりで６ｇ)を食べると ・カルシウム　　72mg(一日の基準の11％) ・ビタミンB1　 0.03�r　(一日の基準の３％) ・ビタミンB2　　0.01�r　(一日の基準の１％) ・ビタミンE　　 　0.2g (一日の基準の３％) ・リン　　　 　　34mg　(一日の基準の３％) ・ナイアシン　　　0.3�r　(一日の基準の２％) ・亜鉛　　　　　　0.4mg　(一日の基準の約５％) 一日の基準とは、厚生労働省公表の｢第六次改定日本人の栄養所要量―食事摂取基準―｣により、大多数の成人男女にとって望ましい摂取量としました。 ◆ ◆ごまのおいしい効果的な食べ方 ゴマは必ず煎ってから使いますが、使う前にその度に煎ると風味よく食べることができます。 ゴマは外殻が硬くて消化されにくいので、刻んだりすりつぶしたりして消化しやすくします。 おすすめ！ ●ゴマ和え・・・ごまとみその組み合わせは、両者の相乗効果があります。 いろいろな季節の野菜をゴマ和えにして食べましょう！ おいしい上に、栄養満点！ ◆ ◆ごまの選び方と保存法 粒がそろっていてツヤがあり、よく乾燥したものを選びます。かび臭いものにも気をつけましょう。 保存は、湿気に注意します。 ◆ ◆参考文献 ・日本人の食事摂取基準〔2005年度版〕第一出版 ・食品成分表(五訂日本食品標準成分表)大修館書店 ・総合食品事典　同文書院 ・からだによく効く食べもの事典　池田書店 ・知っておきたいクスリになる食べもの　ナツメ社 ・最新版　からだに効く栄養成分バイブル　主婦と生活社 ・ひと目でわかる日常食品成分表　講談社 ・食べ物じてん　学建書院 ◆

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